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 ロックに残された唯一の道はもっとスター・ガールを生み出すことね。男の人にはもうやることはなにもないわ。
 確かにこれからも男性スターが出てくると思うけど、もうなにも新しいことは表現できなんじゃないかしら。
 女の子たちは『私をそんなふうに見ないで、こんなふうに見てほしいのよ』って言ってるのよ。こういったことは、もうナンシー・シナトラが『にくい貴方』で歌ってること!これは男性を上から見降ろしてる感じがするじゃない。
 『もう一度私の心を受け取ってもらたいの』とか『ベイビー、愛してるわ、ベイビー、愛してるわ』とか、
 感情のほとばしりみたいものとは違うと思うの。
 この歌は女の子たちにもっと良くなるチャンスを与えてるわ。
 つまり人目につかないところで活動するんじゃなくてステージに上がれってことよ。
 ライフ・スタイルやものの考え方が(男の人と)同じステージにね。
 デビー・ハリー    
 エルヴィスは神と王様にされた。どちらでもなかった。彼はもっとアメリカ的な何かであり、僕が思うには、もっと英雄的な何かだった。
 エルヴィス・プレスリーは夢と幻想の新しい広大な風景に挑んだ探検家だった
 。
 彼は自分の夢の最高のものが実現しないと言われることを拒み、他の誰の概念にも定義されることを拒んだ男だった。
 これは民主主義の目的地であり、あらゆる将来のアメリカの英雄が出発する旅の目的地だ。
 エルヴィスがその旅の大半を彼ひとりでやり遂げたことは、僕らの中で最も勇敢な人のために取ってある栄誉と愛情と共に彼を記憶しておくのに充分な理由だ。
 ディブ・マーシュ(ロック評論家)   
 シンプルでキャッチーでフレッシュなビートルズが好き。<HELP!>は完璧なポップ・ミュージックよ。
 ティナ・ターナー
   
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