ハーブとハーブをブレンドする
● ハーブティーの魅力のひとつが、オリジナルブレンドが楽しめることです。
いくつかのハーブティーの味と香りを試したら、つぎはティーポットに数種類のハーブを入れてハーブティをつくる、ブレンドされたハーブティーに挑戦です。
● ハーブティーをたのしくするブレンドの目的は、味と香りを豊かにすることと、相乗効果により薬効を高めることです。
● 味や香りを目的とした場合、一般に相性がよいといわれる組み合わせがあります。
カモミールとミント、ハイビスカスとローズヒップス、ローズとレモングラスなどです。
配合は、同量または中心にしたいハーブを多めにします。
● 香りの強さも考慮に入れ、たとえばカモミールとミントなら、ミントはほんの少量で充分です。同じ要領で、自分の好みのハーブをベースにほかのハーブを加えれば、オリジナルレシピができます。ブレンドするハーブは5種ぐらいまでにし、多種類をブレンドする場合は、いちどに数杯分まとめてつくりましょう。
● その際、それぞれの葉などをやや細かくしておくと、均等にブレンドされます。
どんなハーブにも比較的相性がよいのが、ジャーマンカモミール、シナモン、ハイビスカス、ミント、レモングラス、ローズヒップスなどです。
これらのハーブを加えると、味がまろやかになり、飲みやすくなります。
● 効能を期待する場合は、その目的に応じたハーブの中から数種を選びブレンドします。
複数を合わせることで相乗効果が高まります。
香りや味を考慮し、これに口当たりのよいハーブを加えるのもよいでしょう。
● ハイビスカスのあざやかな赤、ローズヒップスの深いオレンジ、マロウの紫、マリーゴールドの明るいオレンジ、リンデンの黄金というように、それぞれのハーブティにはさまざまな美しい色があります。
これをブレンドに活かすこともできます。
● たとえばマロウにラベンダーを加えると、色、香り、まさに野に咲くラベンダーのハーブティに。ハイビスカスやローズヒップスにローズピンクを加えると、深いピンク色のハーブティができます。
中国茶とブレンドする
● 暴々茶(プーアール茶)にローズのつぼみ(マイカイ)をブレンドしたハーブティはいかがですか?ローズヒップスの薬効は、中国でも古くから認められていますが、それにプーアール茶の効果を加え、日本ではダイエットによいことで話題になりました。
● 中国系とブレンドして使われているハーブには、キクやジャスミンがあります。
紅茶とブレンドする
● ハーブティが日本に紹介されはじめたころは、紅茶にハーブをブレンドしたものを「ハーブティ」と呼んでいるのをよく見かけました。なじみのある紅茶にブレンドし、初心者向けに親しみやすくしたものです、
● 紅茶とハーブ、それぞれの香りをブレンドすることで楽しめます。
レモングラスのようなレモンの香りのハーブを合わせればレモンティーのような香りが味わえます。
シナモンやペパーミント、ローズなどと合わせれば、紅茶に香料だけをつけたフレーパーティーよりも、よりナチュラルな香りが楽しめます。
● ハーブの香りを活かすには、紅茶はくせのないシンプルなもの、浸出時間もハーブと同じくらいのものをお選びください。
セイロンティー、キャンディやヌワラエリヤなどの銘柄が最適適です。
● アールグレイやフレーパーティーなど、個性の強い紅茶との組み合わせも、味わいのあるものです。
配合は、紅茶が6〜8に対し、ハーブが4〜2の割合です。
ポットに紅茶の葉とハーブをいっしょに入れ、熱湯を沖ぎ、ハーブティにします。
紅茶との相性がよいのはオレンジブロッサム、カモミール、カルダモン、シナモン、マロウ、ミント、ラベンダー、リンデン、レモングラス、ローズなどです。
さらにオレンジやリンゴのスライスなど、フルーツを加えてもよいでしょう。
ホットでもアイスでも楽しめ、紅茶の苦手な人にもおすすめです。
ジュースとブレンドする
● 冷たく冷やしたさわやかなアイスドリンクの材料としても、ハーブティーは活躍します。
たとえばフルーツジュース(果汁100%)とのブレンド。オレンジジュースにはカモミール、グレープフルーツジュースにはミント、トマトジュースにはタイムがおすすめです。
● あらかじめアイスのハーブティーを用意し、ジュース6〜7に対して4〜3の割合でブレンドします。
パイナップルジュースにハイビスカス茶の組み合わせは、色の変化も楽しめます。
● カルピスとのブレンドも、見ために美しく、おいしくいただけます。
グラスに適量のカルピスと、氷をいっぱいに入れ、2倍の濃さでいれた熱いハーブティーを注ぎます。
● マロウ茶でつくれば、薄紫色が美しいトワイライトカルピスに。仕上げには、ラベンダーの花を飾りましょう。
お酒とブレンドする
● 古くから利用されてきたお酒とハーブとのブレンドは、香りを楽しむこととハーブの薬効を引き出す手段のひとつです。
● お酒とのブレンドはおもに治療用の薬酒として修道士の手でつくられました。
アルコールに漬け込むことでハーブの油溶性成分が引き出せる、長期間保存できる、アルコールを介することで体内への吸収がよくなる、という理由です。
● その処方は、リキュールとして今も一部引き継がれています。
ハーブそのものを蒸留酒に漬け込んでつくるハーブ酒もありますが、手軽に楽しめるのが種々のお酒とハーブティでつくるカクテルがそれです。
● ウオッカやジンにはカモミール、ハイビスカス、ミント、レモングラス、ローズヒップスなどが合い、ウイスキーにはローズヒップス、ブランデーにはラベンダーがおすすめです。
● つくり方は、水割りならぬハーブティー割り。濃いめのアイスハーブティーをつくり、用意したお酒とブレンドします。
● ワインは、白ならラベンダー、レモングラス、赤にはセージ、タイム、ローズマリーが合います。
この場合は直接ハーブを漬け込んだほうがよいでしょう。
ハーブから抽出して飲むのは医師の許可を得てお飲み下さい。
● 長期間の常用や1日に大量に飲むことは避けたほうがよいものもありますので、とくに妊娠中の人、血圧の高い人、心臓の弱い人、乳幼児(3歳以下)は気をつけてください。
ティバックについて
● ティバッグはコーヒーや紅茶などのように安心して日常的に楽しんでいただけるように製造されています。その分ハーブの効能が低いことは免れませんが、安心して、まろやかな風味と香りをお楽しみいただけます
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注意:ハーブティについてをご覧ください。
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