「プロポリスの研究が始められたのはミツバチの歴史でははるかに新しいことだが、それでも古代エジプトの僧侶が(ミイラの防腐剤などとして)使っていたのは明らかであり、現在より数千年前に遡ることになる。その後ギリシャ人が使用し、彼らがプロポリスという名前を付けたのは確かである。」と記述。
ギリシャの哲学者でプラトンの弟子、アリストテレス(B.C.384〜B.C.322)はその著書『動物誌』の中で、プロポリスについて「皮膚疾患、切り傷、感染症の治療薬」と記述していますが、さらにこのように語っています。
「清潔な空の巣箱を蜜蜂に与えると、彼らはあらゆる種類の花の汁液や柳、ニレまどのようなヤニを出す樹木から出る”涙”を摂ってきてきて巣作りをする。」
プロポリスの歴史は古く、昔から人々の健康のために使われてきました。
紀元前100年頃
有名なラテン学者バロンは、詩人ベルギリウス(ローマの詩人)と同様に、著書にプロポリスについて記している。
西暦紀元初期
ローマのプリニウス(博物誌37巻を著す)、ギリシャの医学者ディオスコリデス(薬物学の大著がある)の書物に、プロポリスにより、刺の摘出、皮膚の腫れ、神経の痛みを鎮める、治り難い病の治療と記述しています。
2世紀頃
有名なギリシャの医学者ガレノスの論文にプロポリスについて記述しています。
10世紀
1096年から約200年間に渡って行われた十字軍の遠征では、健康補助に携帯。
11世紀頃
著名なイランの哲学者アビセンナは、「プロポリスは、矢や刺を抜いた後を自然に消毒して、痛みを非常に和らげるという稀に見る性質を持っている。」
と傷の消毒、鎮痛効果について記述しています。
12世紀頃
グルジア(旧ソ連の一共和国)の医学書にも、多くの治療薬の調合として使用されていました。
16世紀頃
インカ族(スペインに征服されるまで南米ペルーを支配していたインディアン)は発熱性の感染症にプロポリスを使用していた。
17〜18世紀頃
バイオリンの名器、ストラディバリウスのニスに防腐剤としてプロポリスを混ぜて使用されています。
18〜19世紀頃
イギリスとボーア人(オランダ系アフリカーナー)が南アフリカの植民地化を争い「南アフリカ戦争(ボーア戦争)」が勃発。
プロポリスの利用は全盛を極め、その優れた効課から傷の殺菌、及び治療に多く利用されていたそうです。
1956年
ブラジルに「アフリカ蜂化ミツバチ」が誕生。
1839年。ブラジルに、ポルトガルから初めて、ヨーロッパのミツバチが輸入されますが、ブラジルの気候に、ヨーロッパのミツバチは、適してはいなかったことから、1956年、サンパウロ州リオ・クラーロにあるサンパウロ大学で品種改良のため採蜜力や繁殖力の強いアフリカ種のミツバチを導入。
最初は隔離されていましたが、研究室から逃げ出したアフリカミツバチが野生化し、従来飼育されていたセイヨウミツバチと自然交配して、アフリカバチ化ミツバチが誕生します。
現在、ブラジルで飼われているミツバチのほとんどに、アフリカ系の血が流れています。「アフリカ蜂化ミツバチ」の特徴はヨーロッパ系に比べて非常に高いプロポリスの採取能力です。
1970年頃
ルーマニアの首都ブカレストで、世界唯一の蜜蜂研究所<アピセラピー>が設立、プロポリス、ローヤルゼリー、花粉、蜂蜜等の高度な研究がされ始めた。
西ドイツ(当時)、フランス、ロシア、ブルガリア、ハンガリー、チェコスロバキア、中国などでも盛んに研究がされ始めた。
1972年
ミツバチ科学の枠組みの中で、第一回国際プロポリス・シンポジウムがチェコスロバキアで開催。
1980年
第五回国際プロポリス・シンポジウムがルーマニアのブカレストで開催。
ベント・ハーブステン博士(ドイツ・キール大学)が発表した「フラボノイドを多量に含むプロポリスの生化学的作用」によって、植物性色素フラボノイドが一躍注目され、生化学的研究の道が開かれました。
1985年10月。
わが国で、第30回国際養蜂会議が名古屋で開催。ローヤルゼリー、花粉などの使用例や健康食品が数多く発表され、各国の研究者によって複数のプロポリス治療例が発表され、プロポリスが再評価されました。
これを契機に日本国内の養蜂関係者ばかりでなく、研究者や一般の人々にも高い関心を呼び、研究が急速に進展しました。
1987年3月
瀬長良三郎『プロポリスの驚異』が出版されたのを皮切りに、9月には深沢光一『プロポリス健康法』、88年7月には徳永勇治郎『即効!!プロポリス健康法』と、プロポリス本が相次いで出版されました。
1991年
第50回日本癌学会において松野哲也氏(現、国立感染症研究所)が、プロポリスの抗ガン作用の成分を発表。
これを1992年5月に『文藝春秋』が論文を掲載、マスメディアが「癌に効く」と報道したことで、大反響を呼びました。以降、プロポリスの研究が日本でもさらに進むことになります。
1993年
第52回日本癌学会総会では林原生物化学研究所がプロポリスの不活化作用(ガン細胞増殖を抑制する働き)を実験で確認したと発表。
「ブラジル産プロポリスの抗ウイルス作用」などが研究結果が発表されるなどし、健康維持や栄養補給、女性の美容にプロポリスブームのきっかけとなりました。
100%自分で生きたいなと思いながら、そんなこと理想と切り捨てて、ココロもカラダも自分で踏みつけて自分を疎外しているから病気になるよりならない暮らし。自分を大切にするために再起動している人が増えています。
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