それにしても、なぜマニュアルレス。なぜマニュアル、
電化製品を購入するとマニュアルが付帯しています。機械的な操作をするためのマニュアルとサービス業のようにコミュニケーションするためのマニュアルの間には、マニュアルを使うひとの意識に違いがあるのが普通です。
良好な人間関係を築く現場、自律した活動が要求される職場では、マニュアルはあくまで補助的なものしかすぎません。
マニュアルレスを標榜する時代に、いまどきマニュアル通りなんてナンセンス。
しかし、 言葉でやりとりをした場合、
10人に話せば10回とも違う、10通りの内容の伝達が起こるのが現実です。
このような問題があちらこちらに潜伏しているのも事実、文字は伝達の限界を越えるときに、マニュアルは力を発揮します。
また報酬の期待とモチベーションアップの関係でも、マニュアルの○番〜○番まではクリアできた。あと○番〜○番までクリアすれば、ランクアップできると、本人が現在のポジションを知り、成果への距離をイメージする点でも効果的です。
上手に使えば競争力、人材育成、コストパフォーマンスで効果を発揮しますが、ヘタに使うと同じ点でデメリットになります。
「だからマニュアルはダメなんだよね」ではなく、マニュアルの功罪を知って、フル活用できるようになることが欠かせません。
主体はマニュアルレスの自律型マネジメント。それを強化するのがマニュアルです。
マニュアルの定義 ●マニュアルとは、作業の正しい手順を指示する書類。
● 作業の観察と検証を繰り返し もっとも酔いと判断した手順を正しい作業手順と設定し
● 予め用意した指示書及び指示の方法を示した
●より確実に、より楽な気分で、仕事を進められるように、工夫の限りを尽くした手順であること
●指示された通りに活動するのが仕事であり、報酬の第一歩。
●報酬の入口とポジショニングし。努力目標として活用できる職場環境の整備と一体でないと機能しない
●マニュアルは報酬の辞書、マニュアルレスは辞書なしで仕事ができるスキル
標準化を進めるマニュアル
●行動についての規格です
●それの普及を継続的に行います
●定期的な規格の修正と追加が欠かせません
●繰り返し、徹底することで、プロセスすべてが生きてきます
努力目標とマニュアルのポジショニング
マニュアルは作業の効率化を追求していますが、手順を示したものでしかありません。つまりマニュアルの活用が実際に起こるには、正しい作業をしなkればならない、あるいはしたいという環境がなければ絵に描いた餅でしかありません。
使われないということ、マニュアル通りに作業しなさいという指示が通用しない職場とは労務管理の破綻を意味します。
使いこなそうとする「努力目標」なしに、マニュアルは定着しません。
もっと合理的な努力目標は、マニュアルは評価尺度、報酬の算定基準、教育のカリキュラムと三位一体に連動させることです。
「NO1〜24 のマニュアルは基準通り、あるいは以上に使いこなせるが、No25〜30のマニュアルは使いこなせない、
あといくら報酬を増やしたければNO6 のマニュアルを使いこなせるようになりなさい」と具体的で達成感のある努力目標を説明でき、相談に乗ってやれる環境の整備が必要です。
このように、スタッフ個々のパフォーマンスと報酬とのマッチングが欠かせません。
この場合、 注意したいのは、 評価尺度、報酬算定の基準は本社で用意したが、次の指導のルールと併せて教育カリキュラムとして現場で使用しない問題です。
実は結構多い。この拡大版が「成果主義導入したもののうまくいかない悩み」なのです。
「指示されrた通りに勝つ活動するのが仕事であり、報酬のはじまり」というのが原点です。
勝手にこれが仕事と思うことをしていたらいい会社では、マニュアル、マニュアルレス以前の問題を解決しなkればなりません。
問題は指導される側より指導する側で起こっている場合の方が多いのです。
マニュアルとマニュアルレスの関係
マニュアルは、正しい作業手順についての一定の段階までは、絶対的な条件や方法を示すものですが、その後はいくらでも能力向上が出来るものであることを明確に伝え認識しておく必要があります。
これは 評価尺度、報酬の算定基準、教育のカリキュラムの三位一体を整備すればいいということではなく、なにを目標として、どうなれば目標達成なのかが明確でないと実現できません。
「マニュアル人間」と蔑視されるような接客態度は、この認識不足と教育不足によって起こっている事実の表出です。
どうなれば目標達成なのか
自律心を育み、自律型マネジメントがトップの思うような状態で実現できることです、(トップの判断が重要ですが)
ここでいう「無始無終」の概念を理解していただけたらと思います。
指導のルール
●「いまこの瞬間」に集中できるスキルを身につけることをめざす
●挑戦させる
●怖がらない
●気後れさせない
●プロセスに注目し、プロセスの行動に称揚する
●失敗や挫折を責めない(2度同じ失敗は別)
●挑戦しない人を徹底的にマイナス評価する
●育成中の評価の最大の尺度は結果よりも「プロセス」で行う
●できない理由よりできるやり方を課題にする
●「○○しないからできません」ではなく、「○○すればできる」と表現させる
●「なぜ?」よりも「どすしたら?」と訊く
● 「できない理由」 に 会社の風土が露骨に表れている
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