先にあげたマネジメントとコントロールの技術の説明に、あてはめて考えていただくとどういう結末になるか想像してみてください。
望むような結果を出すプロセスが実行されないまま、いくら激励と叱責し、決起を促そうが、目標と計画を一致させることは不可能なのです。
一致 させられるとしたら、目標を能力に一致させた場合だけなのです。
会社は利益も出せず、 運営を続けるために、労働法規上の労働条件も守れなくなります。
いくら骨身を削ってがんばっていると言っても、がんばらないから仕方なしに、骨身を削っているだけのことなのです。
骨身を削って解決できるかというと、それでは出来ないのです。優秀な人材ならこの段階で、ついていけないと感じるでしょう。
これは努力の問題ではなく、技術の問題なのです。
結果を出すための努力の前に、技術を身につける努力が必要なのです。
必要なのは、教育や学習なのです。
貧しい国で、いあまる環境から抜け出るために、学問を身につけようとする人がたくさんいますが、それと同じです。
教育や学習もなしに、変わることはないのです。
数値は、仕事の結果でしかありません。
仕事は作業の集合です。作業は動作の集合です。
つまり実績を変えようとすれば動作を変えるしかありません。
動作を変えようとすれば、どのような動作にすればいいのかの検討が行えない限り変わりませんが、それには、仕事をマスターしていないとできません
だから、30代に成長するためには、20歳代に仕事(作業、動作)をマスターしておくことが欠かせないのです。
どうして、 このマネジやコントロールの基本技術ができにくいのかといえば、原因は明白です。
仕事を構成している作業の全種類がマスターされていないからです。
数字は作業の種類とその作業順序と作業自体のやり方を変えることによってのみ、変化します。
ひとは変わりたいと思いながら、変われずに悶々とすることがよくあります。
変わるには行動を変えるしかありません。
行動のなかにこそ自分がいます。
それには行動の優先順位を変えることです。習慣化してしまった自分の行動を、自分でも別人かと思うほどに変えてしまうと、自分は変わります。
マネジやコントロールの基本技術も同じで、仕事を構成している作業の全種類をマスターしている方がいいけれど、実際に追いついていないのなら、求める結果にもっとも影響のあることを優先順位のトップ、上位にもってくると
数字は間違いなく変化します |