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キューピー

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キューピー


赤ん坊は生まれたときになぜ泣くのだろう。
なぜ笑わないのだろう。
この世がいやだから?この世界が不安だから。
もし、最初の声が笑い声だったら、誰もが住みやすい世界かも知れない。

泣くことから始まるのが人間。
涙をふいてあげることで、手の届かない不安にたどりつく。
ほほえみを送ることで、 手の届かない安心にたどりつく。
人はやさしくなれるように、不安やよろこびに直接触れることができないようにしたのかも知れない。



このキューピーを、どこで手に入れたのか、まったく記憶にないけれど、
いつも自分の机の上に、穏やかな表情で鎮座している。
安心できることは素晴らしいことだと教えてくれる。

でも誰もがそうではない。迷子のように不安が襲う 。

人は、こどもでいることで遊びから他人との情緒ある協調を、
親の真似から建設的な 大人の協調を、二つの世界を自在に行ったり来たりして学んで行く。
不幸にして、やさしくなれなかった大人の隣で、その気遣いと自責にあけくれたために、二つの世界を学ぶ機会を失ったこどもは、安心の代わりに不安を背負わされる。
教習所に行かずに、いきなり車の運転を命じられたようなものだ。



タフでなければ生きていけない。やさしくなれなければ生きている価値がない。と遺したのは「プレイバック」を書いたレイモンド・チャンドラー だが、 もしかしたら、フィリップ・マーローは、トレンチコートのポケットで、キューピーを握り締めていたのかも知れない。

ちゃんが、このキューピーのような気持ちでいられるようにするために、
自分がしたいこと、あるいは、しなければならいことは、多くない。
なにがあっても、それを続けること、それが暮らしだ。

 

 

 


 

 

 


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