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このアルバムにはビデオ『ロスト・パフォーマンス』にも収録されている<ウォーク・ア・マイル・イン・マイ・シューズ>も収録されており、『ロスト・パフォーマンス』でも見ることができるように、
語りがある。この語りはショウのトークとして語っていると思っていたのだが、そうではなく、ハンク・ウィリアムズの<メン・ウィズ・ブロークン・ハート>という詩の朗読だったのだ。余程お気に入りだったのだろう。

メロディーから、リズムから、詩から、映像から、聖書から、エルヴィスは多くの感銘を受け、自分の師として、エルヴィス・プレスリーとして活動しながら「自分の世界」を強く探し求めた。「エルヴィス・アーロン・プレスリー」を創造するために、彼は自分の人生をエルヴィス・プレスリーに投じた。
そして「エルヴィス・プレスリーの世界」を創造したほどには、「エルヴィス・アーロン・プレスリーの世界」はうまく創造できなかった。「エルヴィス・プレスリーの世界」を優先せざるを得なかったからだ。もしある時期、ゆったりと思索出来る時間が与えられていたら、違う結果を手にしただろう。しかし現実はあまりにも多くの条件が選択肢のない状況を堅牢なまで構築していて、すべては不可抗力だったと思う。

ボクはエルヴィスがプリシラに去られたこと、それ自体のショックよりも、自分の正当性を分かってもらえない辛さが彼を苦しめたのだと思う。その理由が自分自身で分からない限り、正当であると思えない限り、あるいは他者に自分の行為が正当であったと分かってもらえない限り、悲しみの完結はないからだ。もしエルヴィスの放蕩の果てによる結果であったなら苦しむことはなかった。理由は明らかであるからだ。しかしエルヴィスには理由が分からず、エルヴィスに寄せられる「あなたは何も悪くなかったのだよ」という言葉は自分の存在価値を再認識できるほどに十分でなかったのだ。
これは決してロマンティックな問題ではない、自分の正当性、存在価値を賭けた問題で、いうなれば裁判で無実を主張するものの、誰も耳を貸さない状況に陥ったのと同じなのだ、
あるいは「そうだ、あなたは無実だ」と言葉では返しても、腹の中では「有罪だ」と言ってるように聞こえる限り、自分は十字架を背負った罪人なのだ。

まるでライフワークかのように、エルヴィスの人生の大半は、評価と誤解が分裂した状態の中で「存在の正当性」に費やされた。
華々しい脚光を浴びたデビュー時期は、同時に激しい批判を浴び、もっとも活動的である時期が映画に費やされた。後に奇跡の復活と騒がれたドラマティックなコンサートから、一転して悲劇。傷つき血が流れ落ちる状態のままステージに立つことを余儀無くされたエルヴィスは回答を歌に求めざるを得なかった。

スポットライトを見るまなざしの向こう越しに、歌を通じての思索、会話を通じて、心ある人に、
バラの花が雪の下に埋もれていることを、分かってもらえることを祈ったのだろう。

いま世界中で、火を点して、そっといたわるまなざしが一輪のバラに注がれている。

ラスベガス・ヒルトンのロビーに展示されている思い出のジャンプスーツ

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