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このアルバムでメキシコはMexicoと発音するのだと初めて知った。

1.Beyond The Bend
2. Relax
3. Take Me To The Fair
4. They Remind Me Too Much Of You
5. One Broken Heart For Sale - (film version)
6. I'm Falling In Love Tonight
7. Cotton Candy Land
8. World Of Our Own, A
9. How Would You Like To Be
10. Happy Ending
11. One Broken Heart For Sale
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12. Fun In Acapulco /アカプルコの海
13. Vino, Dinero Y Amor /万才!酒、金、恋
14. Mexico /すてきなメキシコ
15. El Toro /悲しき闘牛士
16. Marguerita /いとしのマ−ガリータ
17. Bullfighter Was A Lady, The /牡牛と女闘牛士
18. No Room To Rhumba In A Sports Car, (There's) /スポーツ・カーでは狭すぎる
19. I Think I'm Gonna Like It Here /ここは楽園
20. Bossa Nova Baby /ボサ・ノヴァ・ベビー
21. You Can't Say No In Acapulco /アカプルコの恋唄
22. Guadalajara/グアダラハラ


映画『アカプルコの海』は『ブルーハワイ』『ラスベガス万才』『フロリダ万才』と肩を並べるリゾート地を舞台にした青春ラブ・コメディ。

レコーディングにはスコッティ・ムーア(ギター)、D・J・フォンタナ(ドラム)らが参加している。
ビッグヒットした<悲しき悪魔>に続いて、このアルバム(オリジナルの)から3枚のシングルがリリースされている。
<ボサ・ノヴァ・ベビー/恋の魔術><すてきなメキシコ/アカプルコの恋唄><アカプルコの海/いとしのマ−ガリータ>

このアルバム最大のスマッシュ・ヒットとなったのは映画でも見せ場となった<ボサ・ノヴァ・ベビー>
<イパネマの娘>等のボサノヴァ・ナンバーがジャズで大ヒット、全ジャンルに拡大したボサノヴァ・ブームに乗った作品だが、エルヴィスはエルヴィスらしいパフォーマンスでダイナミックに決める。どんな曲をやっても、そのの良さを最大限に引き出し、かつ完璧に自分のものに仕上げてしまう才能は、メンフィスレコーディングサービス(サン・レコード)で「誰に似てるの?」と聞かれたときの答「僕は誰にも似ていません」を実証している。

スペイン語の楽曲にもチャレンジしたこのアルバムは前作『ヤング・ヤング・パレード』と比較しても円熟味を増していて、その歌いっぷりは<アカプルコの海><アカプルコの恋唄>ではディーン・マーティンを思わせる甘さと余裕を感じさせる。
ジ・アミーゴがバックコーラスの<ここは楽園>での声はどうだ!これぞミラクル!

ロックンローラー、エルヴィスからは遠のいた印象を与えるアルバムだが、全米アルバム・チャート20週連続トップをキープしたあのメガ・ヒットアルバム『ブルー・ハワ』のコンセプトを継承している。60年代特有の美しいメロディーライン、鍛え上げてきたエルヴィスのオリジナル性にエルヴィスの自信と余裕がミックスされた第二期黄金時代といえる時期だ。後年『ELVIS IS BACK!』を最後に『NBC TV SPECIAL』までの間をスランプ期とする見方が大勢だが、そんなことはない。ここでのエルヴィスが光り輝いている。またマーケティング的にも『ブルー・ハワイ』の支持を経験すれば、そちらに舵をとるのも無理もない。エルヴィス映画は必然だったのでしょう。

現在は<ヤング・ヤング.パレード>とダブルで収録されたCDが販売されていますが、この『アカプルコの海』は映画の質もいいように、歌もいい。ヘビー級の<ボサ・ノヴァ・ベビー>は別格として、楽曲そのものには大傑作はないにしても、エルヴィスを楽しむという点では上質揃い。シングルカットされた5曲はどれも素晴らしいものです。

ピエロは”you can say no---”と歌う美しいバラード<アカプルコの恋唄>が覚えやすく自然と口ずさんでいました。自転車に乗るときはエルヴィス気分で<すてきなメキシコ>を歌っていました。全身黒のコスチュームも学生服と同じだったし。
<すてきなメキシコ>はシングルカットされただけのことはあるいい曲です。それだけに少年とのかけあいの映画バージョンのものをリリースしてほしかったですね。少年の歌う部分がカットされているために間があいてしまって、もともとの曲の良さが発揮されずにこのままでは永遠に勿体無いよ!!
それにしてもメキシコとMexicoは全く違う発音だ。エルヴィスが英語の先生だったら、もうバリバリに勉強しただろうね。みんなマンブリン&ヒーカップ発声ですごいだろうね。

<アカプルコの海>はタイトルバックに使用されたテーマ曲。美しい入り江の映像とエルヴィスの起伏のある歌が見事にマッチした絶品の世界が忘れられない人も多いのではないかと思います。(エルヴィス映画の美しい画面を真にエンジョイするためにもDVDに期待したいですね!貯金ですよ、みなさま!)
裏面に収録された<いとしのマーガリータ>はトランペットが効果的に使われ、エルヴィスはその音色に乗って歌う。哀愁と熱情が一体となった素晴らしいもの。しかしエルヴィスってなんでこんなふうに歌えるんでしょうね?そりゃ商売よって言ってしまえばそれまでですけど。

全然関係ないんですが、ローリング・ストーンズのキース・リチャーズがブルース・スプリングスティーンのことをこう言ってます。
「ブルースは好きだ。彼は腕のいい職人だ。しかし偉大なアーティストではないな。オレはトップ連中の仕事を見てきたからな。ジョ−・テックス、ソロモン・パーク、ジェームス・ブラウン、サム・クック、ボビー・ウーマックみないなのことだ。」

-------やはりエルヴィスは”ARTIST OF THE CENTURY”だったということでしょう。
いい素材を使っておいしい料理を作るのはノーマル。いい素材を使ってまずい料理にするのはBAT.。悪い素材を使ってもおいしく仕上げるのはART!
奇跡ですよね!魔術ですよ!エルヴィスはどんな素材を使っても素晴らしく仕上げて届けてくれた。ありがとう、エルヴィス!

エルヴィスのメッセージは深遠だった。それはあらゆるところにいる、すべての人たちに届いた。どこにいようと、問題がなんであろうと、どんな政治だろうと関係ない。そういったことを飛び越えてしまうんだ。それは心と心を結ぶもの、人間的なものなんだ。

                    ブルース・スプリングスティーン/1987年

 
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