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Elvis As Recorded At Madison Square Garden

カナダのナイアガラにエルヴィス・プレスリー・ミュージアムがあって、それは奇異なものに写った記憶がある。高級でないショッピング・ビルの一角に設けられたそれは、日本流に言うなら温泉地にあるような見世物小屋という雰囲気でしかなかった。車や衣装が展示されていて、それは偶然に、しかも私がはじめて見た「エルヴィスそのもの」だっただけに、驚嘆は寂寞との裏表で複雑だった。

それはハードロック・ハーブティー&アップルティーのL.A店にバイクが展示されていたり、ハリウッド店に柔道着が展示されていたりしているのとは、意味が違っており複雑な思いにかられる。

ジョン・レノンの遺品を公開するミュージアムが日本にあるのも、奇異な感じがする。夫人の里で、ジョンも日本を愛していたからということなのだろうが、私個人には馴染めないし、イギリスあるいはアメリカの人はどう感じているのだろう。石原裕次郎館が小樽にあるのとは全然違うと思うのだが。(あくまで個人の感情)と、言ってもジョンも裕次郎も夫人の手によって建造され、少なくともナイアガラのそれとは全く違い「ミュージアム」と呼ぶにふさわしいものであろう。

何ごとであれ、ある意見があれば必ず反対の意見もある。エルヴィスであれ、ジョンであれ、誰であれ、アイデンティティが自分の拠り所だからこそ、人間には誰しも踏み込んでほしくない領域というものがあるように思うのだ。

「エルヴィス・プレスリー・エンタープライズ」という会社はエルヴィスがなくなった時点では赤字会社だった。それが現在では世界有数の優良企業に転じている。ギネスになったいるほどだ。この裏にはカナダのミュージアムや、かき集められた様々なテイクで制作されたCD、そしてグレイスランドの一般公開などの貢献があるのだろう。

いずれにしてもエルヴィスの『魂』は大切にしてあげたいものだ。

というわけで、今週はマディソンスクエア・ガーデンに於けるエルヴィス本気の音源。
マスコミが絶賛した1972年6月9日から11日にかけて4回行われたエルヴィス伝説のN.Yマディソン・スクエア・ガーデン・ライブ。その中から6月10日夜8時の模様を収録したのがこのElvis As Recorded At Madison Square Garden』

ここではシングルでもスマッシュヒットとなった<You Don't Have To Say You Love Me/この胸のときめきを>を歌っているが、この曲のオリジナルはダスティー・スプリングフィールドというイギリス女性。オリジナルそのものが全世界のヒットチャートを揺るがしたメガ・ヒット。
最初この曲を聴いた人たちは「黒人シンガー」だと思い込んでいた。メガ・ヒットになったことでマスメディアが注目、その全貌が報道された時に人々は「白人」と知ってびっくりしたという。

そう、エルヴィスと同じ現象です。白人と黒人の違いは「声の強さ」が特徴。エルヴィスが白人のモト歌をカヴァーしたものを聴きくらべると分かるが、大半のモト歌に言えることは甘ったるい。
エルヴィスの同世代のシンガーならパット・ブーンらに代表されるような甘さといえば分かりやすいかも。エルヴィスの凄さは甘さをきれいさっぱり洗い流し、メリハリの効いた力強いものに作り直した上で、甘さをふりかける?そこでふりかけられた甘さによって絶妙の味に変わる。60年代のメロディアスな曲がいい味を出しているのも、ベースにある「声」に「歌い方」と「歌の作り方」が3拍子揃っていることに他ならないだろう。それゆえサントラに見られた少々の「曲自体の駄作」はやすやすと乗り越えてしまうということが起こる。そこに俗に言うシンガーソングライターを超えた非凡さがある。

そのエルヴィスが復活のライブとしては取り組んだ『NBC TV スペシャル』では、「声の強さ」が失われていないことを証明、このライブ・パフォーマンスを皮切りに、ロックナンバーで構成、シンプルなサウンドがかえって新鮮な印象の『イン・パーソン』、<ワンダー・オブ・ユー><リリース・ミー>などを紹介したカントリー色の強い『ON STAGE 1970』、映画『エルビス・オン・ステージ』のサントラとなった『THAT'S THE WAY IT IS』、全世界に衛星中継をした『アロハ・フロム・ハワイ』と続いて、このアルバムがリリースされたことになる。このライブこそが正規にリリースされた音源としては、これまでのものの集大成と言える充実した内容のものとなっている。ライブの内容そのものを洗練していき、ひとつの形を完成させた時期のものであると同時に渾身のエルヴィスがいる。映画『エルビス・オン・ツアー』で映像が紹介されているように、『エルビス・オン・ステージ』で紹介されているラスベガスのショーとは雰囲気も違っている。

このアルバムのスピード感とノリ方は違う。それは周囲が「彼のキャリアで最高のパフォーマンスをみせた」と語っているように、汗が飛んできそうな勢いなのだ。ジョン・レノンやボブ・ディランが観客として座っていたら、本気にもなるだろう。自分のアイデンティティを賭けたライブと思えば「やってくれ、見せつけてくれ」と思いたくなるのもファン心理なら、それに見事に応えてくれてるのも流石エルヴィス。
いかにバンドやスタッフが傍にいても、観客の神経はエルヴィスに集中する。それが仕事と言えばそれまでだけど、エルヴィスの孤独を思うと、大変な生活だったろうなと思う。同じマディソンスクエア・ガーデンの昼2時30分の音源である『An Afternoon In The Garden』このアルバム『Elvis As Recorded At Madison Square Garden』とは雲泥の差だが、それを云々するのは酷というもの。
観客となったボブ・ディランにしても東京でのライブをリリースしているが、「日本のライブ盤はレコード会社の方針で出たけれど、自分では出したくなかった代物で満足していない」と語っている。エルヴィスにしてもオクラ入りになったはずの音源が死後リリースされてびっくりしただろう。

エルヴィスの死後にリリースされた音源は、記録でしかない。生前にリリースされたものが、出来が良くても悪くても、プロフェッショナルとしての仕事であり、それが「作品」だ。若い時に<ミステリー・トレイン>のようにサン・レコードのオーナー、サム・フィリップスが惚れ込んで独断でリリースしてしまったような特例のものや、1954〜1955年の黎明期の音源は別として、死後本人の承諾なしにリリースされたものは「仕事の記録」なのだ。したがって「仕事の記録」は評価するものではなく、「作品」で評価するのがマナーだろう。

ただアルバムによっては、どれが「作品」で、どれが「仕事の記録」なのか、全く分からないというようなものがあるのは問題なのだが。
例えば『An Afternoon In The Garden』は当日ライブを観た人には作品だが、CDで聴く人には記録でしかない。一方このElvis As Recorded At Madison Square Garden』は当日ライブを観た人はもちろん作品であり、CDで聴く人にも作品です。しかも挑戦的な作品だ。

このパワー漲る意欲的なエルヴィスを聴いてあげてください。
そしてOKサインを送ってあげましょう。

「エルヴィス、今夜も見果てぬ夢をありがとう。」

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1.Also Sprach Zarathustra (Introduction)
2. That's All Right
3. Proud Mary
4. Never Been To Spain
5. You Don't Have To Say You Love Me
6. You've Lost That Lovin' Feelin'
7. Polk Salad Annie
8. Love Me
9. I'm All Shook Up
10. Heartbreak Hotel
11. Teddy Bear, (Let Me Be Your) / Don't Be Cruel
12. Love Me Tender
13. Impossible Dream, The
14. Introductions By Elvis
15. Hound Dog
16. Suspicious Minds
17. For The Good Times
18. American Trilogy
19. Funny How Time Slips Away
20. I Can't Stop Loving You
21. Can't Help Falling In Love
22. End Theme
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