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              ■プンプン、コソコソ、チクチクは危険な行動 
                  
                プンプン、コソコソ、チクチクです。  
                 
                なんだと思いますか?  
              怒りん坊主の頭で頭突きをかまず「プンプン」の術。 
                気がひけて考えを言わない「コソコソ」の術。 
                すね虫が回転して皮肉たっぷりの「チクチク」の術。  
                 
                どれも感情的な行動です。しかもこどもの頃からよく使う感情的な行動。 
                 
                 この3つはそれぞれ独立した行動ではなく、相互した因果関係にあります。 
                どれかをやめれば全部使わなくなります。 
                 
                でも 自分が意識しないとやめられません。 
                自分がなぜこれらの行動を長く手放すことなく使ってきたのかを理解しておくとやめやすくなります。 
               
                どれも有効でないことを知ったほうがいい。 
                 
                 
                幼く無力で、誰かの保護がないと暮らせない時代には、相手の行動を変えさせる手段として、これらの行動は威力を発揮したかも知れませんが、 
                大人になったいまでは無用の長物。 
                 
                習慣的にこれを使ってきたから、結構うまくやってこれたのに、それをやめたらどうなるのだと不安になるかも知れませんが。プンプン、コソコソ、チクチクを続けていると人間関係を破壊してしまいます。 
                 
                 いまとなっては、ただ邪魔なだけなのです。 
                 
                もしかしたら、自分では気がつきにくいけれど、 プンプン、コソコソ、チクチクにはじまる感情的な行動(態度)を手放すことは、このジャングルのような社会で恐ろしいことで、丸裸になるような気分になるかも知れません。 
                 
                しかし大丈夫!より強い味方になってくれる態度があるのです。 
                あなたが身につける新しい行動の種類はコツコツ、ニコニコ、サラサラの3つです。 
                 
                草木を育てるように晴れても曇っても毎日「コツコツ」。 
                自分もOK 他人もOK、OK同士で「ニコニコ」。 
                川は流れる気分も流れてる「サラサラ」。 
                 
                では、コツコツ。ニコニコ。サラサラを、 
                一体どのようにして身につけたらいいのでしょうか?  
              それがアサーティブなのです。 
                
              ■アサーティブな関係 
              アサーティブの基本は、互いの感情を認めるということでしたね。 
                感情的な行動さえしなければ、 どのような感情をもってもいいのです。 
              どのような感情をもってもいいとは、人格を肯定することです。 
                 
                私もOK、あなたもOK。 
                 
                その世界には、以下のようなひとの交流パターン 
                私はNO(ダメ)、あなたはOK(よい) 
                私はOK(よい)、あなたはNO(ダメ)  
                私はNO(ダメ)、あなたはNO(ダメ)  
                は、ないのです。  
               
                私もOK、あなたもOK。 
                なんとなく気楽そうで良さそうだなと感じませんか? 
              条件を全くつけずに、無条件で自分も他者(ひと)も信じてあげることです。 
                無条件で信じるとは、「 もし、彼が●▼△だったらな。」とか条件をつけないで、 全面的信頼をすることです。 
              「しかし、そうは言っても・・・」・・・それを言わないないことです。 
                その言葉が自分や相手の尊厳を傷つけてしまうのです。 
                できないと決め付けて時に自分や、時に相手の能力の値引きをしてしまっているのです。 
              つまり私たちが頻繁に使っている「その通り、しかし・・・、もし・・・だったら」という無意識に使い倒している文法を使わないと、 
                ●私はOK, あなたもOK(自己肯定、他者肯定)の出発点に立つことができます。 
              具体的にすると、 
              「あなたがやりたいと思うならやってみたらいい。やるときに困難がつきまとうかも知れないけれどやってみるといい」 
              これがアサーティブネスのスタート位置なのです。 
              「その通り、しかし・・・、もし・・・だったら」を使わずにいると、「その通りです、やってみたいのです」で完結します。 
              「その通りです、やってみたいのです」と言われたら、「あなたがやりたいと思うならやってみたらいい。やるときに困難がつきまとうかも知れないけれどやってみるといい」と答えると完結です。 
              「あなたはNO」の考えが入ると、 
              「その通りです、やってみたいのです」と言われると、 
                「でもやるのは大変ですよ」となります。これが価値の値引きです、 
                他者(ひと)が 「その通り、しかし・・・、もし・・・だったら」と答えたことになります。 
                 
              「自分はNO」の考えが入ると、「その通り、しかし・・・、もし・・・だったら」と自分で答えたことになります。 
              「自分はOK」でも「あなたはOK」でも、「できると思うからやったらいいよ、苦しいこともあるだろうけど、やりたいんだったらやるべきだよ」・・・・つまり 
                自分で自分に言うか、自分が他者)ひと)に言うか、他者(ひと)が自分に言うかの違いがあるだけで、どれも同じです。  
              コツコツ。ニコニコ。サラサラの世界があるだけです。 
              これがアサーティブな関係です。 
               
                
               
              
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